20160624

ボイドスラブ@株式会社アーキテック新社屋 現場

建築過程は力強く、かつ表情豊かでおもしろい。
施工技術が集約された、
今しか見れない景色にいつもゾクゾクします。
写真は今年10月中旬完成予定の(株)アーキテック新社屋の2階床のボイドスラブの施工風景。
新品の100円玉がズラリ。
ボイドスラブとは、コンクリートを流しこむスラブ(床)に中空の鋼管をいれて、
一般的に天井にでてくる小梁の凹凸をなくしてフラットな天井面をつくれる工法です。

計画した新社屋の天井はコンクリート打放しで仕上がり、その天井面が内外を仕切る窓ガラスを介して、そのまま外部の庇となります。つまり、室内の天井と庇が同じ面で連続します。これを一枚板のような綺麗な天井面として見せたいという思いから、このような工法で構造設計をしてもらっています。


構造設計:オーノJAPAN http://ohno-japan.com/





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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS

北陸 富山 に拠点をおく設計事務所

20160612

西荒屋の住居


先日、建て方を終えたミヤモト家具新店舗から程近いところに位置する住宅地で、1年半前からご家族と密に打合せを重ねてきた住宅が着工しました。予算内で許された施工床面積のなかにご家族の想いを目一杯つめこんで、豊かな居住空間とそこに連鎖する大きな半外部空間を構築しました。建築形態はほぼ平屋で、5つの異なるボリュームが連なっています。この中には性格の異なる様々な居場所があり、その特性によって空間の気積を変化させています。11月上旬の完成を目指して、工事監理をおこなっていきます!





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20160610

ミヤモト家具建て方完了!とその数日前のこと

6月1日からスタートしたミヤモト家具新店舗の建て方は3日目で完了し、全日程とも素晴らしい青空のもと、すくすくと骨組が立ち上がりました。良いプロポーションの建築が出来そうです。


この建て方の数日前のこと…、
宮本社長とLOWVEスタッフの皆さんと一緒に食事へいく機会をいただきました。
1次会ではスタッフの方々の入社の馴れ初めが話題となり、どの方のエピソードにも入社を懇願する想いや入社前の生い立ちが必ずあって、それを事細かに社長が記憶していて、熱く語ってくださる。
聞いている途中、何度もジワッと熱いものがこみあげてきました…。
宮本社長の話はいつもそうだ。深夜の打合せやさりげない普段の会話でもいつも僕の心を刺激してきます。おそらく、お客様や社員のみなさんにもそうなんだと思います。

食事会は2次会へ場所を移し、カラオケも混ぜつつ大盛り上がりとなりました。
そして、終始、羨ましいほどの一体感。
宮本さん最高ですよ…。

普段の店頭での対応、地鎮祭の時の皆さんの眼差し、そして食事会の際にお話して感じた皆さんの志、どれも本当に素晴らしくて気持ちがいいんです。
そんな株式会社ミヤモト家具の新事業に携われていることに改めて心から感謝した最高に楽しい宴でした。

20160421

時を同じくして着工!

株式会社アーキテック新社屋、株式会社ミヤモト家具新店舗が起工式を経て、ほぼ同じタイミングに着工しました。

どちらの起工式も天候に恵まれ、快晴のなかの素晴らしい式典でした。
式に参列されたそれぞれの会社関係者のみなさんは、このプロジェクトに寄せる思いからか、すごくいい表情をされていたのが印象に残っています。住宅の工事監理同様、完成までの間、情熱をもって工事監理に努めていきたいと心に誓った日となりました。


株式会社アーキテック新社屋@富山市大泉東町


株式会社ミヤモト家具新店舗@富山市西荒屋






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中斉拓也建築設計 | NAKASAI ARCHITECTS

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20160412

新川神社参集殿 竣工祭・内覧会

新川神社参集殿の竣工祭、内覧会が4月10日に雅楽の生演奏付きで盛大に催されました。
新庄御鎮座400年記念事業奉賛会、建設委員会、そして新庄地域の方々のご協力とご理解のもと、足掛け2年半を要した本プロジェクトが無事、竣工をむかえ、多くの方々にお披露目となったことに心が震えました。今後、新庄地域のシンボルとなり、しっかり活用され、愛されて、維持・保存されていくことを切に願っています!
また、このような設計の機会を与えてくださったオリバーの小川社長、宇野さん、岩井さん、設計期間中終始、寛容なご理解を示し続けていただいた新川神社の禰宜さんには心から感謝しています。

施工 : 株式会社オリバー
設計監理 : 中斉拓也建築設計
※内覧会は4月24日も開催されます

夜は第15回目の「お宮で飲もう会」。
2カ月に1度開催されているコミュニティです。若手を中心にお宮に集まり飲んで語らいながら神道や 地元の歴史、また日本の伝統文化について学んでいます。
参集殿のお披露目となった今回は過去最多の60名程度の参加者でした。

新川神社 http://niikawajinjya.com/



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20160329

まもなく着工- VOL.2

次にご紹介するのは、、、
ヤケドしそうなほど「お客様」と「スタッフ」と「家具」に熱い社長が率いるミヤモト家具さんの新店舗。


昨年の秋ごろから計画がスタートし、営業中の店頭や深夜の飲食店など、仕事の合間を縫って会話を重ね、計画を遂行してきました。
その打合せにおいては、建築計画のことはもちろん話題になりますが、時折、話が脱線して、つくりあげるモノ、スタッフ、お客様への思いなども熱く語りあい、とても有意義な時間を過ごしてきました。
先輩であり、友人のようであり、そして同志。尊敬する宮本さんと、このような関係を築かせてもらっていることも有り難いうえに、新しいプロジェクトの基盤となる新店舗の設計を依頼してもらったことに心から感謝です。


当プロジェクトは本日、工事契約が結ばれ、4月中旬頃着工予定です。
空港線の西荒屋にある同店のショップ 「LOWVE」と並んで、今秋、堂々OPENとなります!
完成予想の外観パースを掲載したいところですが、宮本さんがご自身のWEBサイトやブログで先にリリースされるまで伏せておきます…!

施工は高田建設株式会社さんに請け負っていただきます。
ウチの事務所の事例では、
小泉町の住居の工事も請け負っていただいている施工会社。
完成に向けて、情熱をもって工事監理をおこなっていきます!



株式会社ミヤモト家具


こちらが当該計画地です。
本日、工事契約後に撮影。とてもいい青空でした。
左手に見えるのは、倉庫を改装され、1年前にOPENした 「LOWVE」 。
http://www.kagu-lowve.jp/




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20160325

まもなく着工-VOL.1

この春より満を持して、たくさんのプロジェクトが着工を迎えます。

まず、ご紹介するのは、1980年の設立以来、鉄筋自動積算システム「鉄之助」を自社開発し、今現在も鉄筋に関係する様々なシステムやソフトをリリースし続けている、株式会社アーキテックの新社屋。

1980年の設立…、1980年生まれの私は勝手ながら、ご縁を感じていました!


計画の発端はある地方銀行さんの各支店で、新社屋の設計者を募っていた「コンペ」でした。
そのコンペ要項をたまたま目にした、当銀行で活躍している私の高校時代からの親友が連絡をくれ、コンペ形式だけどやってみないか?というのがスタートでした。

それ以後、社長にヒアリングをさせていただくと、新社屋の構想にすごく鮮明なイメージを持っておられ、そのイメージは私のなかで即座に共有・共感でき、プレゼンまでの4週間は、一切の妥協なく準備を進め、8月11日に信念をもって提案させていただいた案は、数社の提案の中から有り難く採用していただき、実施設計がスタートしていきました。


鉄筋コンクリート造の鉄筋を自動積算できるソフトを開発する会社ゆえに、新社屋の構造は鉄筋コンクリート造が必須条件。その構造スラブ(床)の水平ラインが際立ち、ガラスの表層が映える意匠となっています。
外観の他に特徴的なのは設備です。各従業員のデスク付近に風量調整が効く床下空調の吹出口が備わり、空調による体感温度の個人差を軽減してあげたいという社長の強い思いが実現しています。
また、SECOM担当者も唸るほどのパーフェクトな警備システムが完備されました。

アーキテック新社屋は3月中旬に既に工事契約が済み、現在は富山市役所建築指導課にて建築確認の審査中です。3月30日に地鎮祭を迎え、4月中旬頃着工の予定です。

施工:日本海建興株式会社  設計監理:中斉拓也建築設計


外観 完成予想パース





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